たいせつなモノ
「多輝ありがとー。




多輝のおかげで1時間つぶれた☆」




また誰か知らない子。




私は無言でその集団を抜け、




一人窓の外を見ている




愛里のもとへと向かった。




「あーいり♪




昨日はありがと。」




すると




愛里は完全無視…




《え?何で???》




「愛里?どないしたん?」




愛里の顔をのぞきこむと




愛里は泣いていた。




「え?え!?




ほんまにどないしたん??」


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