たいせつなモノ
「セーフ☆」




なんとか間に合った。




「あ、多輝おっは~♪」




「愛里!!!聞いて~。」




ここで私は昨日のレッスンの話をした。




「………。」




「愛里?」




「多輝ってさ、




ほんまダンス好きやねんな。




笑顔がまぶしい…(笑)」




そんなに笑顔だったのか…




なんだか急に恥ずかしくなってきた。




















「いつもそんな感じでおったら




誤解されんで済むんちゃう?」




席に戻ると後ろから声が聞こえた。


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