帰る場所

『―…何してるの？！』




そういえば私、




この後のことなんて




全然考えてなかった




「…キャアっ!!

…ぇっ？！
ち、ちょっと！

何勝手に入って来てんのよ！」




「…これが麗子の子供？

ふーん…肝座ってんね〜」




「…離してください」




得体の知れないヤツに

手首を掴まれ身動きが

全然とれない




「ねぇ、ハル。

あんた何考えてるの？」




「へぇ、ハルって言うんだ？

そうだよ〜…ハルちゃん？

今イイところだったのにさ〜」




「お母さん達こそ何してるの？

こ、こんな…」




「何って…

見て分からない？

SEXよ。」




「あはは！

顔真っ赤だよ〜？

大丈夫？」




掴まれていた手は解放され

次は頬に手が伸びてきた










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