帰る場所




「…美味しい」




目の前には高級ホテルで
出されるような朝食が
ずらりと並べられていた。




「だろ?

俺、実は料理得意なんだわ!」




ふーん?


やるじゃない、少しは。




「そうなんですか?

がさつそうに見えましたけど…」




「お前、もう少し

オブラートに包めよ!」




この方は、なぜ朝っぱらから
こんなにも元気なのでしょうか?




見ていて腹が立ちます。










.
< 39 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop