帰る場所
夜明けから朝へと変わる頃
「そういえばお前、学校は?」
「…あ、」
…忘れてた
「その顔…もしや
忘れてたんだろう〜」
「べ・別に?」
ウシシシと笑っている
シュウさんをよそ目に
荷物整理を始める私、
…だったけど
「うわ!
こんなブラ着けてんの?
お前って…欲求不満?笑」
!!!???
な…
な…
な…
「なに見てるんよ!
バカ!
デリカシーの欠片も無いの?」
シュウさんが手に
持っていた下着は
いわゆる…
勝負下着だった。
「俺、こういうの好きだよ
むしろ大歓迎!」
「変態!
ありえないっつぅの!」
.