地味子は総長?
「日向~準備できた?」

「バッチリ」

僕は一旦家に帰って大きなリュックに必要な物をつめた。


着替えに歯ブラシやお金…

「暗いから手つなごう」

「うん!」



二人で手を繋いでついた先は白い建物。

中に入ると不良みたいなのがたくさんいた。


けど優しい笑顔で僕を見ていたんだ~。


「音羽誰だ?」

「家がない子。ここに泊める」

「名前は」

「虹村日向っていうの」


エレベーターに乗って5階に行った。

その突き当りの部屋に入ると音がきれいなお姉さんと会話を進めていた。
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