私の弟君







「もぅ!!そんなに視線注いでもポロリはないぞ★」



「…退けてくんない?」



「碧君…照れてるの?」



「退けてくれない?」


「そんなに素っ気無くするんだったら

おねーちゃんの美声聞かせてあげないぞ」


プゥと頬を膨らませ碧君の鼻を指差す



私の腕を掴み

「頼んでないし」

「もぉ!!聞きたいくせに」


















< 6 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop