- 作品番号
- 730755
- 最終更新
- 2014/01/31
- 総文字数
- 114,565
- ページ数
- 203ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,667,739
- いいね数
- 118
- ランクイン履歴
-
総合23位(2020/10/04)
実用・エッセイ1位(2012/04/12)
どういうふうに生きるとかはあまり考えていなかったよ。
自分が楽しいこと、好きなことだけやってきたね。
この物語は自分の体験をもとに綴ったフィクションです。
目次
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はじめに
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第1章 伝説のゴールデン・カップス―その輝ける時代
- 高校時代が一番羽振りがよかったよ
- 就職決まりましたって学校に電話をかけました
- 怖い人もいたけど、まじめにお仕事してました
- メジャーデビューする気持ちはなかったよ…カップス、メジャーデビューの頃
- いつの間にか全員ハーフのバンドになっていた
- 歌謡曲っぽくてイラついたからガシャーンって弾いちゃった
- アルバム1枚なんてパッとつくっちゃった
- プロになってからお金出して楽器を買ったことないよ…その頃に使っていた楽器
- デートする時間もないからサボっちゃった…人気アイドルの頃
- ギャラはずいぶんと長い間もらえなかったよ
- オリジナル曲はギターを適当に弾いるうちにできた
- 地方ツアーで泊まるところは校長先生の家?
- 休みがあったことは覚えていない
- 俺は女の子には奥手だった
- もう二度とやりません、僕を許してください
- 自分たちの好きな曲じゃないとやらない
- 襖に書いた絵がレコード・ジャケットに使われたよ
- まあいいや、ギターならちょっとやってもいいかな
- 脱退するって言ったら30万払えって
- カップスがすごいバンドだなと思ったのは最近になってから
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第2章 自由を求めて~音楽とドラッグ、夢のはざ間で
- 現実逃避をしていたよ…ルームの頃
- やりだすといつ終わるかわからない…フード・ブレインの音楽
- 京大西部講堂での初ライブはお客さんがビックリしていたな…スピード・グルー&シンキ
- 2枚組のアルバムで2曲くらいはレコーディングしたかな
- 人生で一番鬱になった時期だったよ
- リヴァプールのパブにいた水兵さんは、みんなおっかなかった
- チューニングが合ってないから帰ってきちゃった
- リゾートのライブを池袋でやった時は3~4曲くらいしか演奏しないでやめちゃった
- クィーンってギターの音を鳴らしたら、そういう音が欲しかったんだって言われたな
- バークリーじゃなくて、バークレーに留学した
- 自分が好きでやりたいことをやっているのが素晴らしい
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第3章 復活~Char、Johnnyとの出会い
- そろそろちゃんと就職しようかな
- ジョニー、ルイス&チャーの初ライブはいい演奏だったんだ
- FREE SPIRITでは、演奏する曲の名前も覚えていなかった
- JLC初の武道館ライブは前座にRCサクセションが出たよ
- 「tricycle」は3人がまとまっていて、すごくいいアルバム
- LAでのライブはちょっとした騒ぎになった
- 個性っていうのは、音楽にはとても大切なものだと思う
- 新バンド名は「鷹」! …だったかも
- 忘れよう忘れよう、人に言うのはやめよう
- 産まれてきた娘に「いらっしゃい」って声をかけたよ
- アン・ルイスのレコーディングで1音間違えたけど、そのままレコードになった
- 始まれば終わると思っていたよ…初ソロアルバム
- コートの下はレオタードだった…鈴木いづみさんのこと
- 曲は長ければいいってもんじゃないんだ
- これで最後だと思ったけど“ONE MORE TIME”
- 一緒にできたことがとても思い出深い人だった、会えてよかったよ…清志郎くんのこと
- 俺とザルスキーの化合物によるケミカル・リアクション…2枚目のソロ・アルバム
- 今思えば奇々怪々だね
- 制約がなく、自由にできるっていうことが基本じゃないのかな
- BRUTUSの表紙に出ることになった
- 魂の尾…3枚目のソロアルバム
- ピリオドは“三度目の正直”
- 俺たち3人の音は、その時の感情を音で出しているだけだよ
- ふたりに会えたことは、自分の人生にとっていい出会いだった
- 第4章 新しい散歩道への出だし
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第5章 気がついたら64歳~気ままに生きる
- 50年もずっと過ごした土地から離れるのはつらいよ
- らもさん、もうちょっと一緒に話したりしたかったな
- ゴールデン・カップスの映画を撮るので再結成することになった
- カップスのリーダーはトキさんしか務まらないね
- レコーディングの時は夢うつつだった
- それがどうしたの? って思ったよ
- 俺はその中で楽しく遊べたよ
- このバンドは俺にとっては新しい“ロール・プレイング・ゲーム”
- あの世があれば、また逢えればいいね
- MASAYOSHI KABE VS. LOUISE LOUIS KABE
- ドキドキ・ハラハラ楽しんだとさ
- 歌が入るといいものだな
- Tボーンステーキとピザを食べられなかったのが、悔いに残る
- 入口から出口までを3人が俺を導いてくれた
- 俺はなんとかできたと思う、ちょっと疲れたけど
- おわりに…俺が出す答えはバンドマンでよかったということ
- おまけ…ディスコグラフィー
この作品の感想ノート
ねこ大明神、続きます。
本物の洋楽を大人になってから聞いて、令和になってから改めてカップスを聞き、その演奏力の高さに驚いてます。
音は残っているので、加部さんの演奏を直接聞く事は出来なくても私の人生に新たな友としてご一緒いたしましょう。そちらへ私が行ったあかつきには懐かしいメンバーの皆さんとのライブを是非見せてください。死ぬ事もなかなか悪くは無いかも知れませんね。長いバンド活動お疲れ様でした。お家の近所で一人遊びをしていた少年がたくさんのメンバーたちと豊かな人生を送る事ができて良かったですね。素晴らしい演奏ありがとうございました。
ねこ大明神さん
2020/10/18 21:46
ルイズルイス加部さま
ゴールデンカップとほぼ同じ年齢です。
本牧ドール、天使はブルースをうたう、ハートに火をつけてを読んで、ゴールデンカップスを知り、この小説にたどりつきました。
加部さんの、純粋すぎる生き方、音楽にたいする姿勢、全てが魅力的です。
ゴールデンカップワンモア、DVDもCDも買いました。
ベースの音、素敵です。
ライブに行きたいです。
いま、ファンになっても、遅くない!
ライブ、絶対に行けると信じてます。
お体に気をつけてください。
心からのお願いです!
素敵なお話、ありがとうございました。
ルイスルイズさん
2018/09/29 21:24
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