気ままに生きる

Tボーンステーキとピザを食べられなかったのが、悔いに残る

　アルバム「WEED」も出来上がって、俺が61歳の時に、横浜の7th AVENUEというライブハウスでカップスのライブをやった。そこにはシカゴ大学の先生でMichael Bourdaghsさんという人が観に来ていた。それで、楽屋でアルタミラピクチャーズの桝井さんから、その先生を紹介された。その時に、シカゴに来てくださいって言っていた。でも俺の心の中では飛行機は煙草も吸えないし、無理だなーって思ってた。

　ところが、カップスみんなでシカゴに行きましょうという話になった。俺はちょっと面倒くさいと思った。だけど家族も行きたいって言うし、羽鳥くん（昔からの親友）とその家族もなぜか行くという話になったから、それじゃ俺も飛行機の中で酒でも飲んでいればいいかと思ってシカゴに行くことにした。パスポートも切れていたから、すぐに取りに行ったよ。

　時は2010年5月21日、そうこうしているうちに飛行機の中。なんとか10時間以上、煙草を吸わずにがんばれたよ。シカゴのオヘア空港に着いて、到着ゲートを出てたらすぐに煙草を吸いに行った。広い場所でゆっくり吸えた。とてもおいしかった。

　それに比べて成田の飛行場の喫煙室はミゼットハウスみたい。煙だらけで2本吸っただけで気持ち悪くなって、外で座り込んだよ。これも日本のためなのかなとも思うけど、早い話、そんなに煙草が悪いと思うんなら、売らなきゃいいのにね。