気ままに生きる

京大西部講堂での初ライブはお客さんがビックリしていたな…スピード・グルー＆シンキ

　そうやって参加していた新バンド「スピード・グルー＆シンキ」は陳信輝（ギター）、俺がベース、ジョーイ・スミス（ドラムス…イギリス人とフィリピン人のハーフ、ギタリストでもある）の3人。ジョーイさんはフィリピンから来た人だよ。

　名前の由来はスピード（覚せい剤）がジョーイさんでグルー（ボンド）が俺のこと。信輝の話だと、バンド名はミッキー・カーチス（ミュージシャン、俳優、プロデューサー…ロカビリー歌手として大人気を得るなど日本のロック草創期から活躍、キャロルやガロをプロデュースした、直近では映画「ロボジー」に出演）がつけたらしいよ。信輝がバンドの名前どうしようかってミッキー・カーチスに話をしたら、「3人をそのまんま、スピード・グルー＆シンキでいいんじゃない」って言われたんだって。

　このバンドではライブより先にレコーディングが始まった。何かの本にレコーディング中ワイン、ボンド、アンフェタミン、マリファナが常備してあったと書いてあったらしいけど、ジョーイさんはワインは飲んだかもしれないけど、そんなものがあったかどうかは俺はわからないな。確かに俺はアンパンはやってたけどね。