夢の中の君。
「奈那子・・・いつか・・・会えるといいね。」

「?誰に?」

「だーかーら!その夢の中の人にっ!」

花梨さん、声がでかいです><;

「ちょっ花梨!声でかいってば!シー!」

「あっ、ごめんごめん。つい興奮しちゃって・・・(笑)」

(笑)じゃないです!花梨さああああん!

ざわざわ・・・

「え?!今夢の中っていった?」

「え?あ・・・はい。」

「すごい偶然!僕もよく夢の中に女の人がいる夢みるんだよね!しかも4歳の頃から!」

「え・・・あたしも4歳の頃から・・・。」

ちょいちょいちょいちょい!この人がその夢の中の人ってことー?!

「えっと・・・まずは自己紹介?からかな(笑)」

ちょっとほんわかわらって、その人は言った。

「僕は、石川 瀬菜!女のこっぽい名前だけど・・・これ親が勝手につけただけだから!」

「は・・・はあ。」

「ちょっとちょっと~?!あたしのこと無視しないでよぉ!」

花梨が涙目になっていってる。

「あっ、ごめん!」
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