とても微かな愛の言葉を。
*****
「この炭酸あんまおいしくなーい」
「だって、その色からしてマズそうじゃん」
私の言葉に、彼が笑う。
夕方の公園。
キィキィと、二人分のブランコが揺れる。
5時を過ぎても、随分明るい。
「コンビニ限定っていうから買ったのにがっかりー。大人しくコーラ買っとけばよかったなー」
ピンク色の炭酸を眺める。
さくらんぼ&ピーチで、可愛いピンク。
完全に騙された。
「炭酸、好きだよね」
「うん、好き」
炭酸も、さくらんぼも桃も、昔から好きだったけど、ピンクだけは、昔はあんまり好きじゃなかった気がする。
なんか、最近、急に、好きになった。
そう、たぶん、
君を好きになってから。
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「この炭酸あんまおいしくなーい」
「だって、その色からしてマズそうじゃん」
私の言葉に、彼が笑う。
夕方の公園。
キィキィと、二人分のブランコが揺れる。
5時を過ぎても、随分明るい。
「コンビニ限定っていうから買ったのにがっかりー。大人しくコーラ買っとけばよかったなー」
ピンク色の炭酸を眺める。
さくらんぼ&ピーチで、可愛いピンク。
完全に騙された。
「炭酸、好きだよね」
「うん、好き」
炭酸も、さくらんぼも桃も、昔から好きだったけど、ピンクだけは、昔はあんまり好きじゃなかった気がする。
なんか、最近、急に、好きになった。
そう、たぶん、
君を好きになってから。
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