LOVE〜らぶろぐ〜LOG
――さて、これからどうするか。
待ってたほうがいいか、でも明らかにさっきオレをみて怯えてたから、一緒に帰るのは嫌かもしれない。
「4時に帰る・・・って聞いたけど。」
「そうですか!?」
まだ1時過ぎだ。腹減ったしな。
「待ってる?」
「いや、昼飯まだなんで家に帰ります。それで・・・お迎え行くの大変だと思うんで。ウチのすぐ近くなんです、保育園。」
「双子ちゃんの世話は大変よねーー。」
「はぁ、ウチも居るんで二人。男だからすげーウルサイですよ。」
「え?佐々木君のとこも双子ちゃんなの?」
「ハイ、実は沙紀チャンとこと保育園もクラスも同じなんで。」
あ、やべ、沙紀チャンって言っちゃった。先生ニヤッとしてる。
「フフッ、なんだ、そうっだったの。」
「でも・・・・
沙紀・・・・小暮さんはその事まだわかってないんです。
だから、そのこと話そうかなぁなんて・・・」
言ってて、だんだん恥ずかしくなってくる。
も、帰ろう。喋りすぎた。