桜色の恋 【短】


少し時が流れ、大学入学の日が来た。


ピシッとしたスーツに身を包み
大学に足を踏み入れた。


玄関で受け付けを済ましていると
女の人が隣に来た。


その人を見た途端、
俺は言葉を失った。

少し大人っぽくはなっていたけれど
彼女にそっくりだったから。

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