幼い頃の-約束-


…次の日…


「瑠璃!迎えにきた!!」


『はい。はい!』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今、私達は。

水着売り場にいる。


「きゃー!瑠璃これ良くない??あたしこれにしたぁ☆」

林檎が選んだのは、

名前ちなんでリンゴの柄の水着でかわいい系



『あたしは…』

あたしはお腹を隠したいから、地味な奴で良くない?


『林檎!これは??』

「うわ…。ダサい…それダメ!瑠璃はこれ!!」


と渡されたのは…


生地色は紫で、黒のレースがついていて、

下は横に『ひも』で、

なんだかセクシーって感じ…



『無理だから……』



「平気だから着て見てよ!」


と林檎にされるがままに試着室に入った。


『着替えたょ………。』

「うわぁ☆凄い!"胸がボンッ"って感じー」



きゃー恥ずかしいよ(//△//)

もうなんでもいいから早く着替えたい!


『わかった!カラ。試着しないで、林檎の好きな奴でいいよ!!』


「本当!?じゃあ。これに決定ーい☆」


『えっ!?これだけはやめてよ…』



「だーめぇー!瑠璃が、あたしが決めていいって言ってたもん!」
と、林檎はウルウルした目で私を見てきた…


うーぅ。あたしその目に弱いんだよ………ぉ。

『分かったから……そんな目しないでよ…。』




「うん…ありがとう」ニコッ


うわぁ〜



今にでも抱き着きたい!




< 42 / 50 >

この作品をシェア

pagetop