幼い頃の-約束-
『あっ。今お菓子とジュース持ってくるからあたしの部屋で待ってて』
「うん…」
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『お待たせー』
林檎の座っているテーブルの上に今、持ってきたお菓子とジュースをおいた。
そのあと、、色々な話しをして話題がなくなり一瞬静かになると
いきなり林檎の顔が真剣な顔になった。
すると…
「ねぇ。瑠璃…あたしいつまで待ってなきゃいけないの!?もう2年も待ってるんだよ?瑠璃の過去教えてよ。そんなにあたしは頼りない?そんなにあたしは軽い女だと思うの?」
林檎は少し怒りぎみで私に言ってきた。
『ちがッ…そんなんぢゃ…』
「じゃあ。瑠璃にとってあたしはなに??ただの゛友達゛?あたしは、あたしは…瑠璃のことずっと親友だと思ってたのに…。」
あたしは、11年間の親への憎しみ。ずっと、思っている人への悲しみが林檎の言葉によって、すべてが涙に変わり出てきた。
『ウッ。ヒクッ…林檎。あたしの過去聞いて?』
「うん…。あたしね瑠璃の口からその言葉聞きたかったんだ…ゆっくりでいいから話してくれる?」
『うん。林檎…ごめんね…』
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