優しいボディーガード
別れ

優しい





ある日、私は家政婦さんの誘いで遊園地に行くことにした。




「麻衣ちゃん、遊園地に一人はさすがにつまんないからだれか誘ったら??」



家政婦さんが話しかけてきた



「えっ、誘う人なんて特にいないから遠慮しときます。」



「じゃあ、優君と一緒に行けば?」



「なぜですか??」



「だって、優君て麻衣ちゃんのこと好きなんでしょ。麻衣ちゃんは嫌がってるみたいだけど。」



「彼は私にそんな思いはよせていません。ただ生徒をだますためで・・・」



「ん?」



「いえ、なんでもないです。」



私は家政婦さんの誘いで彼を遊園地に誘うことにした。



「ねえ、次の日曜日空いてる?」



「うん」


やっぱりタメ口は変な感じ



「じゃあ、遊園地一緒に行かない?」



「えっ、俺なんかが一緒でいいの?」一人称も僕から俺になった



「うん」



「じゃあもちろんいくよ、麻衣さんに誘われるなんてうれしいな」私の呼び方もお嬢様から麻衣さんになった

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