優しいボディーガード



私はこんな夜中にもかかわらず、彼の部屋に押し掛けた



「入るよ」



ガチャ



ノックなしに入った




うわっ・・・シャワーの後だったのか彼は上半身裸だった



「麻衣さん・・こんな恰好でごめん」



「いいよ、・・・それより・・・さっきなんであんなことしたの?」



私ったら、単刀直入すぎだろ・・



「それは・・・麻衣さんが好きだから」




はぁーーーーー!!!!


どういうこと、どういうこと、どういうこと???




「えっちょっ・・・」



いろいろ考えてたら、彼が私を抱きしめてきた・・・


裸だからなのか、彼のぬくもりを感じる



そして、さっきと同じように頬に手をやり・・・


ちょっと待ったーーー



告白されて、抱きしめられて、キスなんてされたら・・・



緊張しすぎて・・気ぃうしなっちゃうよぉ



やめて



< 41 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop