私と甥の3歳差の恋





梓は席に座ると脱力したように私にも座るように命じた




「それで。話なんだけどね。私ライトと別れたいの。」




「‼何が起きたの‼なんで」




私はバンと机を叩き梓に詰め寄った

梓は少しびっくりしたように私を見たけど、すぐにため息を吐いて私を睨む




「何でってねー。最初から付き合う気なかったのよ。ライトはいま忙しそうだし、私はデートがしたいの!」




「でも先輩は小説家デビューを控えてるよ?」




「だから別れたいの!」




分からない子ねーとか言って私を見て笑う
そんな笑える雰囲気ちゃうし



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