私と甥の3歳差の恋




アパートの階段をかつかつと音を立てながらおりて行く

ここのアパートは二階建てで私は203号室に住んでいる




「はー間に合わないかもー」




私はケータイのディスプレイを見ながらそんなことを言っていたが…

目の前に白い車が止まった

確かこの車は…




「おっ朔ちゃん!ここのアパートに住んでんの?」




私の直属の先輩木城 ライト(きじょう らいと)

私と木城先輩は中学の時からの知り合い

すらーっと伸びた長身の身長
顔に無駄がないイケメン
優しい性格はとても人気の先輩
とても誇らしい先輩なのだ




「はいここに住んでます」




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