私と甥の3歳差の恋



オレは男に殴りかかった。
男はよけないでオレにやっと気づいたような表情だった。

こいつ最低だ人のものに触るなんて‼


「んーー」


朔夜さんが声を出してる。

璃莵って言ってるような気がする。
男はひるんでる。
その間に口についてるガムテープを剥がした。


「璃莵ぉ…ありがと…来てくれて。」


目には大量の涙が溜まっていた。


「お前ー俺の邪魔をするな‼」


立ち上がった男はオレに向かって拳を落としてきた。
それをよけきれずもろにくらった。

だけどこれをよけていたら朔夜さんに当たっていた。



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