私と甥の3歳差の恋
璃莵サイド
朔夜さんと手をつなぐのも大好き
小さい手がオレの指に絡まり合うのが愛おしくてたまらない
朔夜さんはニコニコと今日の大学のことを話す
あの木城と言う先輩の名前も勿論中心的に話す
朔夜さんは木城を恋愛対象として見ていないというけどいつ恋愛に発展するのかはわからないはずだから、話を聞きながら構えていた
「璃莵だから先輩とその仲間たちをたまに連れてくるから仲良くしてね。」
朔夜さんは笑顔で楽しそうに話す
本当は嬉しいはず朔夜さんが楽しそうに話すから嬉しいはずなんだけど
胸の奥がチクチクなる
木城に嫉妬しているんだ