私と甥の3歳差の恋




香津美はオレと極力近づこうとする
オレはその度に朔夜さんの服をぎゅっと握る

朔夜さんは手を握ってくれるがオレのことを見てくれる気配はない




「おい!朔ちゃんここだよな?」




木城が朔夜さんのアパートを確認した

やっとついた

長かった


長く感じただけなのかもしれないけど長かった




「うんここ!おいで。璃莵」




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