SCANDAL'S
「んなわけないやろ!」
「えーから今日から近づくな。俺はアイツが好かんのや。何故か教えたろ。アイツは子供がおる。せやのに仕事が終わるとホストや。自分の娘が可愛いないんか。」
「でも何でネットと関係があるんや!」
「ネットには芽依しか知らんお前の情報が悪く書かれたことなかったか?…家出の理由は俺しか知らん。」
心の奥がスーっと
寂しくなった。
この感情は
前にも体験したことがあった。
「わかったなら、もうえーぞ。…それとな、瑠衣。」
私は何も頷かず
オーナーを見た。
「ここは友達を作りにくる場所じゃない。やけど仲間は違う。そうゆう奴を大切にしろ。」