COLORS~Clear~
「ここって。確か、なかなか予約とれないって…」
「あぁー…、知ってた…?」
「この間、宮嶋サンがランチの時に嘆いてたから」
「宮嶋ね。好きそうだもんな~。こういうとこ」
郁サンとふたり。
今、なかなか予約がとれないというイタリアンのお店で食事をしていて。
「半年待ちって聞いてたけど…」
「…まぁ。こういう時は、利用してもいいだろうって」
「えっ?」
「“鷹梨”を」
──
「…ごめん」
「やっぱり。なんかあった…?」
──
「そういうの。確かキライって…」
「けど。時々、役には立つ」
「明日、出社したら。宮嶋さんに話しちゃおうかしら」
「ほー。挑戦的だな」
「あぁー…、知ってた…?」
「この間、宮嶋サンがランチの時に嘆いてたから」
「宮嶋ね。好きそうだもんな~。こういうとこ」
郁サンとふたり。
今、なかなか予約がとれないというイタリアンのお店で食事をしていて。
「半年待ちって聞いてたけど…」
「…まぁ。こういう時は、利用してもいいだろうって」
「えっ?」
「“鷹梨”を」
──
「…ごめん」
「やっぱり。なんかあった…?」
──
「そういうの。確かキライって…」
「けど。時々、役には立つ」
「明日、出社したら。宮嶋さんに話しちゃおうかしら」
「ほー。挑戦的だな」