COLORS~Clear~
9.表情
「やっぱり食事は大勢で食べるのがいいわね」
ダイニング。
みんなが揃って、母が満足そうに微笑みを浮かべる。
あの後、すぐに沙奈も戻ってきて。
ほんとに入れ違いだったらしい。
「でも。家族の団欒に、お…僕なんかがいて、いいんですか?」
霧島クンは、まだ一緒に食事をすることに、戸惑いを感じてる様子で。
申し訳なさそうに、苦笑いを浮かべる。
「もちろん!一人でも多い方がいいのよ。食事は」
そんな彼に。
満面の笑みで、母が答える。
最近は、父も兄も忙しくて、なかなか全員では出来ない食事。
いつもの3人の中に霧島クンがいるだけで。
明るさが増したように感じられる。
ダイニング。
みんなが揃って、母が満足そうに微笑みを浮かべる。
あの後、すぐに沙奈も戻ってきて。
ほんとに入れ違いだったらしい。
「でも。家族の団欒に、お…僕なんかがいて、いいんですか?」
霧島クンは、まだ一緒に食事をすることに、戸惑いを感じてる様子で。
申し訳なさそうに、苦笑いを浮かべる。
「もちろん!一人でも多い方がいいのよ。食事は」
そんな彼に。
満面の笑みで、母が答える。
最近は、父も兄も忙しくて、なかなか全員では出来ない食事。
いつもの3人の中に霧島クンがいるだけで。
明るさが増したように感じられる。