COLORS~Clear~
それに。
そんなに深刻に、追及すべきことでもない、思って。

私の返事に、


『はい!もちろんです!』


ちょっと…、かなり。
大きなボリュームでの返答が聞こえてきて。

少し、耳がキーンとなりながらも。


「ありがとう。それじゃあ。宜しくお願いします」


霧島クンにお礼の言葉を伝えた。


『はい!こちらこそ!』


そのはりきった、大きな声を。
微笑ましくも感じながら…。


「詳しいことは、どうしたらいい?」
『あ、そう、ですね』

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