COLORS~Clear~
11.まっすぐな視線
沙奈のお稽古も最後の日。
「今日は大丈夫?早めに帰ってね」
そう母にも念を押され。
霧島クンとの約束もあったのに。
ちょっとしたトラブルがあって、定時で帰る予定が少し遅くなってしまって。
一応、母には連絡したものの。
玄関。
霧島クンの靴があるのを確認してホッとしながら。
私は急いで、ダイニングに向かう。
「遅くなりました」
そこではもちろん、既に食事が始まっていて。
「お姉ちゃん。お帰り~」
「お帰りなさい、透子」
「お帰りなさい」
母や沙奈だけじゃなく。
霧島クンも笑顔で。
「ごめんなさい、霧島クン。いま、すぐ着替えてくるから」
「あ、いえ。大丈夫です」
私も霧島クンに笑顔を返して。
着替えるため、部屋へと急いだ。
「今日は大丈夫?早めに帰ってね」
そう母にも念を押され。
霧島クンとの約束もあったのに。
ちょっとしたトラブルがあって、定時で帰る予定が少し遅くなってしまって。
一応、母には連絡したものの。
玄関。
霧島クンの靴があるのを確認してホッとしながら。
私は急いで、ダイニングに向かう。
「遅くなりました」
そこではもちろん、既に食事が始まっていて。
「お姉ちゃん。お帰り~」
「お帰りなさい、透子」
「お帰りなさい」
母や沙奈だけじゃなく。
霧島クンも笑顔で。
「ごめんなさい、霧島クン。いま、すぐ着替えてくるから」
「あ、いえ。大丈夫です」
私も霧島クンに笑顔を返して。
着替えるため、部屋へと急いだ。