残念ながら、霊感ありっ!
どうしようか・・・と思ったが、まぁここまでホコリだらけなら、今は全く使ってはいないだろうし・・・と、ドアの事は無かったことして、いざとなれば誤魔化すことにした。


「ここには・・・居ないよな・・・やっぱりもう他に行ったのかな・・・」と、呟きながら教室を覗き込むと・・・


「えいっ」と、女性の声がしたと同時に・・・


ガシャーーーーンッ!!!


――、


「うぅ・・・」


「何が起きたんだ?」と思いながら目を開けると、今朝の彼女の顔が目の前に・・・


・・・って近いっ!近いっ!なんでこんな近くに顔がっ!


「えっ! 何? これは・・・」


俺がパニックになっていると、
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