残念ながら、霊感ありっ！

「ごっごめんなさい」と俺は謝りながら彼女の方を見ると、


彼女は、「あはは、すご～い。いたいねぇ～」と少し涙目で笑っている。


「あっ・・・ゴメンなさい・・・」


「ううん。大丈夫」と彼女が微笑む。


あっ・・・、多分、今、俺は顔が赤くなってる・・・。


「あっ・・・あの・・・えっと・・・」何を言ったらいいのかわからず、ワタワタしていると、


「あの、本当・・・ごめんなさい。大丈夫でしたか？」と彼女が謝ってくるので、


「あっ、いえ、大丈夫です。すみません」俺はよく分からないまま返事をする。


「あぁ～良かった。勢いよく吹っ飛ばれたまま起きなかったので・・・」と彼女はニコニコと話す。


「いや～勢いよくですか～ハハハ・・・」と適当に相槌をうったが、不審に思って、