残念ながら、霊感ありっ!
「ん?」
「・・・俺・・・、幽霊に触れちゃうん・・・ですね・・・」
「えっ? ・・・知らなかったの?」と聞かれたので「はい」と答えた。
「なんで? 見えるんだったら・・・」
「いや・・・、俺、幽霊とか・・・そのちょっと・・・苦手で・・・」
「えっ?・・・怖いの・・・?」
「はい・・・ダメなんです・・・見えてるけど、死んでるんですよ・・・なんで、見えるんですか!? わけわからないじゃないですか・・・」
「・・・あっ・・・ゴメンなさい・・・」 幽子さんは、握っていた手に気付いて、慌てて離してくれる。
俺は、そっと幽子さんの顔を見ると、さっきまでの笑顔はなく、悲しそうな表情をしている。
「あっ・・・」と、思わず声をもらしたが、俺はそれ以上はすぐには、何も言えない。
俺は、今・・・最低なことを言ったんだ・・・。
「・・・俺・・・、幽霊に触れちゃうん・・・ですね・・・」
「えっ? ・・・知らなかったの?」と聞かれたので「はい」と答えた。
「なんで? 見えるんだったら・・・」
「いや・・・、俺、幽霊とか・・・そのちょっと・・・苦手で・・・」
「えっ?・・・怖いの・・・?」
「はい・・・ダメなんです・・・見えてるけど、死んでるんですよ・・・なんで、見えるんですか!? わけわからないじゃないですか・・・」
「・・・あっ・・・ゴメンなさい・・・」 幽子さんは、握っていた手に気付いて、慌てて離してくれる。
俺は、そっと幽子さんの顔を見ると、さっきまでの笑顔はなく、悲しそうな表情をしている。
「あっ・・・」と、思わず声をもらしたが、俺はそれ以上はすぐには、何も言えない。
俺は、今・・・最低なことを言ったんだ・・・。