愛する娘へ〜母からの手紙〜

その時の、母の温もりと腕の強さは、今でも忘れることは出来ません。


そして、母の涙も……


初めて見た母の涙は、私に衝撃を与え、さまざまなことに気付かせてくれました。


『脊髄小脳変性症』という、体の自由を徐々に奪われていく病に襲われた母。


毎日、不安と恐怖に教われる母をこれ以上追い詰めてはいけない。


私は後日、父と話し合いの場を設けました。
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