愛する娘へ〜母からの手紙〜


それから熱が下がるまでの一ヶ月半、母の病室は面会謝絶だった。


やっと面会出来るようになって、私は早々に母の病室へ向かった。



一月半ぶりの母。
なんだか少しやつれたような気がする。


そっと母の額に触れてみると、熱はなさそうだった。
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