未定。



キンコーン。

予礼が鳴った。



「やっべ、俺戻るわ!
鍵、さんきゅ!」

そう言って先輩は
3年生の教室に帰って行った。



私も席に戻る。



授業が始まるとすぐに、
机の下で携帯を開いた。



うわ…。

返信してないメール
すっごい数。

でも、別に返信する必要もないし。



なんて思いながらも
私は大貴先輩の昨日のメールに
返信していた。
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