ありったけの愛をキミに
ガラー
「はーい、もうすぐチャイムが鳴るから
みんな席に着きなさい」
なんとか助かった...
きっとあのままだったら…
あぁ-考えたくない
「それじゃあ、ペアが出来た人は
先生の所に来て名前を言ってね」
「逞、俺言ってくるよ」
「悪い、ありがとう」
俺は、担任の所に行き
逞と俺の名前を言って
自分の席に戻った
「それじゃあ、みんなペアが決まったみたいだから
ペアのどちらかが前にある
くじを引いて男女が同じ数字
の人がグループでもいい」