ワタシハムテキ
「………くくっ………」

「え………?」

シラけた空気が少し続くと、紗枝がいきなり不気味に笑いだした

そしたら今度はいきなり今までに見たことのない目付きになった

「お前、ほんとうぜー」

「……………」

声が、出ない

これは、ダレ?

「…えっ……紗枝…………?…紗枝ってもっとこぅ……天然てゆうか不思議てゆうか………そーゆー仔じゃ…………」

「はぁ……真理奈までそう思ってたの?

あんね、知っとくと良いよ

世の中で天然と言われてる人の90%はつくりものだから」

「………なに…言って………」




< 108 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop