ワタシハムテキ
─翌日

気が晴れることもなく学校へ向かう

すると昼休み、帰り際の潤に呼び止められた

「何?」

「それは俺の台詞」

「え?」

「何かあったろ」

「………」

何で分かるんだろ…

「午後授業さぼれるか?」

先生が言うセリフじゃないでしょ、それ

「…うん」

「っしゃ。車乗れ。俺ん家行くぞ」

「えっ…ちょっ……」

「俺に話してみ?」

「……わかった…」

こうしてあたしは学校を勝手に早退した

荷物とか全部おいてっちゃったけど…携帯あるし、まあ良いや







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