ワタシハムテキ
「あんた、可愛い顔してんのね」
咲が顔を近付けてくる
「じゃあ…ちょっとくらい傷つけても問題ない、かな?」
そう言って咲がカバンから取り出したのは小刀
「ちょっ……」
待って…これ、現実…!?
刀はダメっしょ……
ちょっ…マジで
「本当図太い女」
そう言って咲はあたしの顔に刀を振り下ろし──…てない???
あたしせっかく目閉じたのに…(笑)
「お前、こんなことやってたわけ?」
上から声が聞こえた
「な、何で潤………」
潤が咲の腕を掴んで睨んでいた
潤はあたしの方を見ない
「だって……!!潤がまだ好きだから…!!」
「俺はもう好きじゃない」
「でもっ…!潤に相手がいるよりいない方が望みはあるじゃんっ…!!」
「相手も何も俺は莉奈が好きなんだからお前に望みはない」
元カノに……潤は凄い…
「……っ」
咲が顔を近付けてくる
「じゃあ…ちょっとくらい傷つけても問題ない、かな?」
そう言って咲がカバンから取り出したのは小刀
「ちょっ……」
待って…これ、現実…!?
刀はダメっしょ……
ちょっ…マジで
「本当図太い女」
そう言って咲はあたしの顔に刀を振り下ろし──…てない???
あたしせっかく目閉じたのに…(笑)
「お前、こんなことやってたわけ?」
上から声が聞こえた
「な、何で潤………」
潤が咲の腕を掴んで睨んでいた
潤はあたしの方を見ない
「だって……!!潤がまだ好きだから…!!」
「俺はもう好きじゃない」
「でもっ…!潤に相手がいるよりいない方が望みはあるじゃんっ…!!」
「相手も何も俺は莉奈が好きなんだからお前に望みはない」
元カノに……潤は凄い…
「……っ」