ワタシハムテキ
気持ち
side莉奈
卒業を意識してからの3ヶ月はあっという間だった
潤もあたしもCD出してから忙しくなったけど、会えるときにはちゃんと会っていた
─卒業式当日
潤が変装して来てくれるといっていた
「大丈夫?」
紗枝が心配そうに声をかけてくれた
あたしはなぜか体調不良
こんな日に……
口元を手で押さえて吐きそうになるのを必死で堪える
「…良いよ…先行ってて……」
もうすぐ卒業式が始まる
2人に迷惑かけるわけにはいかない
「でもっ…」
言い掛けた紗枝に真理奈が手を握った
「…わかった」
みんなが教室から出ていった後、あたしは顔を伏せた
潤もあたしもCD出してから忙しくなったけど、会えるときにはちゃんと会っていた
─卒業式当日
潤が変装して来てくれるといっていた
「大丈夫?」
紗枝が心配そうに声をかけてくれた
あたしはなぜか体調不良
こんな日に……
口元を手で押さえて吐きそうになるのを必死で堪える
「…良いよ…先行ってて……」
もうすぐ卒業式が始まる
2人に迷惑かけるわけにはいかない
「でもっ…」
言い掛けた紗枝に真理奈が手を握った
「…わかった」
みんなが教室から出ていった後、あたしは顔を伏せた