Our Destiny Forever
「…ゴメンっ!由衣子、行ってくる!!」
そう言い残して私は全力疾走した
「いってらっしゃーい♪頑張ってねー」
私は振り返らずに
「りょうかーい☆」と叫んだ
まずは家に向かい、
塾の教材をスクバに詰めこむ
「今の時間は…っと」
自分の部屋の目覚まし時計を
見ると、すでに4時33分。
そんなぁっ…
自分の家から塾まで
走っても15分はかかるだろう
でも、無断で休んだら親に
即バレるし怒られるな…
「はぁ…」
仕方ない、遅刻は確実だけど行くか…