甘い誓いのくちづけを
それからは、何度も頭の中が真っ白になるのを感じて…


隈(クマ)無く愛(メ)でられた体は、すっかり力が入らなくなっていた。


全身には理人さんの付けた痕が散らばっていて、その数は胸元だけでも数え切れない。


「やっ……も……む、りっ……!」


同じような言葉を、もう何度吐いたのかわからない。


だけど…


「……だから、そういう態度が俺を煽るんだよ」


その度に返って来るのは、どこか呆れ混じりの台詞。


「ちゃんと学習しないと……。そのうち俺に壊されても、知らないよ?」


まるであたしのせいだと言わんばかりに苦笑した理人さんに抗議すら出来ないまま、あたしはまた真っ白な快感の波に飲み込まれてしまった――…。


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