甘い誓いのくちづけを
好き……
そのたった二文字を声にする時間すら惜しくて、精一杯の想いを込めて理人さんにギュッと抱き着いた。
その直後、シトラスの香りに包み込まれる。
「瑠花」
優しい声音に胸の奥がキュンと鳴くのを感じて、こんな気持ちを感じさせてくれる存在をこの瞳(メ)に刻みたくて…
あたしの体を抱き締める理人さんの首元から、ゆっくりと顔を上げた。
昨日はあんなにも恋しく感じた人が、今は目の前にいる。
それだけで、あたしの世界は幸せで満ち溢れていく。
絡み合う視線から伝わるお互いの気持ちを、もっともっと近くで確かめたい。
だから…
きっと、今はもう言葉なんていらない。
そう感じた直後、どちらからともなく唇を重ねていた――…。
そのたった二文字を声にする時間すら惜しくて、精一杯の想いを込めて理人さんにギュッと抱き着いた。
その直後、シトラスの香りに包み込まれる。
「瑠花」
優しい声音に胸の奥がキュンと鳴くのを感じて、こんな気持ちを感じさせてくれる存在をこの瞳(メ)に刻みたくて…
あたしの体を抱き締める理人さんの首元から、ゆっくりと顔を上げた。
昨日はあんなにも恋しく感じた人が、今は目の前にいる。
それだけで、あたしの世界は幸せで満ち溢れていく。
絡み合う視線から伝わるお互いの気持ちを、もっともっと近くで確かめたい。
だから…
きっと、今はもう言葉なんていらない。
そう感じた直後、どちらからともなく唇を重ねていた――…。