甘い誓いのくちづけを
冷たい風が身に染みる日々が続き、今日から12月に入った。
クリスマスカラーに彩られた街はいつもに増して華やかで、ただ歩いているだけでもワクワクして笑みが零れてしまう。
理人さんとは、あれからずっと穏やかな日々を過ごしている。
彼は相変わらず仕事で忙しいみたいだけど、そんな事はおくびにも出さずにいつも時間を作ってくれている。
今日もデートに誘われ、電話で『久しぶりにゆっくり出来るから』と言っていた理人さんの言葉を楽しみにし過ぎて…
その事を告げられた数日前から、とにかく顔が緩みっ放しだった。
それはもう、散々心配を掛けていたさゆりに呆れられてしまう程に…。
もちろん、彼女はそれ以上に喜んでくれてはいるのだけど――…。
クリスマスカラーに彩られた街はいつもに増して華やかで、ただ歩いているだけでもワクワクして笑みが零れてしまう。
理人さんとは、あれからずっと穏やかな日々を過ごしている。
彼は相変わらず仕事で忙しいみたいだけど、そんな事はおくびにも出さずにいつも時間を作ってくれている。
今日もデートに誘われ、電話で『久しぶりにゆっくり出来るから』と言っていた理人さんの言葉を楽しみにし過ぎて…
その事を告げられた数日前から、とにかく顔が緩みっ放しだった。
それはもう、散々心配を掛けていたさゆりに呆れられてしまう程に…。
もちろん、彼女はそれ以上に喜んでくれてはいるのだけど――…。