甘い誓いのくちづけを
「いらっしゃいませ」
一階のティーサロンから二階にあるバーに移動し、店内の入口で出迎えてくれたウェイターに甲斐さんが待ち合わせをしている事を告げると、すぐに中に案内された。
重厚感のあるテーブルや椅子に、ひっそりと配置された暖炉(ダンロ)。
それらが落ち着きを醸し出しているのに反し、壁にはカラフルなタペストリーや絵画が飾ってある。
シックだけど、どこか遊び心のある店内は独特の雰囲気があった。
あまりキョロキョロする訳にはいかないけど、つい内装に見入ってしまう。
前を行くウェイターの後ろを英二さんと甲斐さん、その後にあたしと間宮さんが続いた。
「こちらのお席になります」
ウェイターの声で英二さんと甲斐さんが左右に離れ、同時に視界が開けた。
一階のティーサロンから二階にあるバーに移動し、店内の入口で出迎えてくれたウェイターに甲斐さんが待ち合わせをしている事を告げると、すぐに中に案内された。
重厚感のあるテーブルや椅子に、ひっそりと配置された暖炉(ダンロ)。
それらが落ち着きを醸し出しているのに反し、壁にはカラフルなタペストリーや絵画が飾ってある。
シックだけど、どこか遊び心のある店内は独特の雰囲気があった。
あまりキョロキョロする訳にはいかないけど、つい内装に見入ってしまう。
前を行くウェイターの後ろを英二さんと甲斐さん、その後にあたしと間宮さんが続いた。
「こちらのお席になります」
ウェイターの声で英二さんと甲斐さんが左右に離れ、同時に視界が開けた。