甘い誓いのくちづけを
「貴島様から、メッセージをお預かりしております」
「え?」
驚きながらもカードキーと交換で受け取ったのは、右下に金色の薔薇が描かれている二つ折りのカード。
「ご利用、ありがとうございました。ぜひ、またお越し下さいませ」
それに見入っていると、男性スタッフに笑顔で頭を下げられて…
あたしは、キョトンとしてしまった。
「あの、お支払いがまだ……」
「いえ、お支払いは貴島様に済ませて頂いておりますので」
その言葉に驚いて目を見開いたのは、束の間の事…。
どうして……?
理人さんが支払いまで済ませてくれていた理由がわからなくて、今まで感じていた不安を押し退けるように戸惑いが芽生えた。
「え?」
驚きながらもカードキーと交換で受け取ったのは、右下に金色の薔薇が描かれている二つ折りのカード。
「ご利用、ありがとうございました。ぜひ、またお越し下さいませ」
それに見入っていると、男性スタッフに笑顔で頭を下げられて…
あたしは、キョトンとしてしまった。
「あの、お支払いがまだ……」
「いえ、お支払いは貴島様に済ませて頂いておりますので」
その言葉に驚いて目を見開いたのは、束の間の事…。
どうして……?
理人さんが支払いまで済ませてくれていた理由がわからなくて、今まで感じていた不安を押し退けるように戸惑いが芽生えた。