Girl's? collection 1


side ナオキ


「そろそろお腹すきましたね。この近くに美味しいパスタのお店があるんです。行きませんか?」


・・・・ということで、


―――――――――――――――


「うわぁ・・・美味しい」

「ですね!」


パスタ屋さんに来ました。
すいません。いつもラーメン屋で済ませてたので、こういう所初めてです。
すごく美味しいです。



「ふふっ・・・」


アオイが笑ったので、不思議に思い「どうしたの?」と尋ねる。


「あ、いえ・・・。あんまり美味しそうに食べるから。その・・・・・・う、嬉しいです。」


えぇ、まあ、初めて来ましたからね。
しかし、こんな余裕をかましてることが、アオイの一言でできなくなる。


「如月さんってウチの学校の生徒ですよね。どこの・・・クラスなんですか?」


「・・・・・!?」


クラス!?そういえば全く考えてなかった。
そんなのもともと無い。って言ったら、怪しまれるに決まってる。じゃあどうする??





そう思った時・・・・





シュッ・・・ポカッ「いてっ!」



頭に何かが飛んできた。

・・・?クシャクシャに丸めた紙?
それを広げる。


「・・・」

紙に文字が書いてあった。



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