Girl's? collection 1
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そう・・・堂々、と。
「ナオキ!あんた遅すぎ!早く部室来なさい。」
放課後となり、帰ろうと思った矢先。なんと、まあ。ハルカが迎えにきたではありませんか。
「・・・はい。」
昨日と同じく【女子の女子による女子のための部】の部屋に入った。ハルカに聞いたところ、ここはあくまでも準備室で、本来の活動場所は被服室だそうだ。
そしてすぐメイクされ、女子の制服を着せられた。髪型はロングのストレートだったのが唯一、昨日と違うところだった。
「うっ、まだ慣れねぇ。何でこんなにスースーするんだよ。」
「ハイハイ、無駄口叩かないの!これから部員に挨拶しに行くんだから。」
「聞いてないんだけど・・・」
この格好で挨拶とか拷問だろ。
「そうそう、ちゃんと声を可愛くしてね、ナオちゃん。」
誰がナオちゃんだ。殺意が芽生えた。
「準備完了!」の声と共に、オレらは被服室へ向かった。