Girl's? collection 1


開会式も終了し(校長の話がえらい長かった・・・)競技が開始される。


「次2年男子だよー。頑張れ」


サヤカ先輩に言われ、召集場所に集まる。
その時、シュンタはニヤニヤ笑って寄ってきた。


「さーて、今回は俺のタイムを越せるかなー?」

「お前陸上部じゃん。無茶言うな。ってか、オレシュンタみたいに1位なんて取ったことないんだけど。」


そう。オレは超平均的な男ゆえにいつも真ん中の順位なのだ。正直運動ができるシュンタが羨ましくてしょうがない。


「まーお前なら余裕で3位だろうな。」

「・・・とりあえず、ベストは尽くすよ。」


応援リーダーになった以上、がんばらないと・・・。


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