Girl's? collection 1


着いた先は被服室。
中に入ると、もうすでにハルカ、チョウ、サヨが入って騒いでいた。


「やっと来ましたわね。」

「は?何のことだよ。」

「決まってるじゃない。体育祭が終わったということは、次に待ってる行事は文化祭よ。さて、今日から気合い入れていかなくちゃ。」

「いやー大変だー。」

「サヨが絶対楽しそうなのは把握した。」

「という訳で、いっちょ頑張ろう。皆の衆準備はよいか?」


「もちろんですわ。」

「まぁ…それなりに。」

「おうともさー。」


もちろんオレも答えた。


「当たり前だろ。」


被服室にはいつも通りの、変わらない仲間がいた。


なんとなく

この5人ならなんでもできる気がした。


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