Girl's? collection 1

そして、とうとう・・・

「じゃあ80番の人。」

ユズと並びながらスタート地点に立つ。
オレは手錠を見て、

「付けるよ?」

「ご勝手に。」

相変わらずつんけんした態度にため息を付いた。
ユズの白く細い腕。
オレの腕。
1つずつ輪を通す。

カシャン・・・

重々しい音が響き、結構な重量感が腕にのし掛かった。

それを確認した先生が頷き、「では行ってらっしゃい。」と言われた。



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